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日本短角種とは?どんな特徴の牛?

あなたは和牛について、どれくらい知っていますか?

何となく高くていい肉なんだろうな、というイメージはありますが、

実際どういう品種があって、それぞれどんな特徴があるかなどは

答えられる方は少ないかと思います。

今回はそんなほとんど知られていないであろう、

和牛の1種である「日本短角種」についてご紹介。

特徴や肉質、歴史など色々な面から説明していきます。

興味がある方はぜひお付き合いください。

日本短角種とは?

ズバリ、「東北を原産とする肉用牛の1種」です。

具体的には、北海道、青森県、岩手県、秋田県など、

東北の中でも北部の、寒冷な地域で飼育されています。

日本短角種の特徴と肉質

日本短角種(にほんたんかくしゅ)という名前ですが、

牛の中で特筆するほど角が短いわけではないようです。

この名前の由来は、歴史と関係してきますので、

後ほど紹介します。

日本短角種の特徴

見た目の特徴として、毛色は濃い赤褐色で、

鼻、蹄などはもっと濃いあめ色をしています。

体格は和牛の中では比較的大柄で、

オスの場合、体高約140 cmで体重約800 kg、

メスの場合、体高約130 cmで体重約500 kgです。

寒冷な地域で飼育されている、ということからも分かるように、

寒さに強く、放牧に向いており、

性格も温厚であることから、

肥育に手間がかからない品種と言われています。

雌牛は産乳量が多く、繁殖させやすいこともメリットです。

また、「夏山冬里方式」というやり方で飼育されるため、

酪農家さんも手間がかかりすぎず、

他の事業とも兼業しやすいそうです。

夏山冬里方式

夏の間は山で放牧、冬は里に下す

という飼育方式。

この方法のメリットは、なんといっても夏の間の飼育の手間が減ること。

基本的に夏の間は放牧させておけば、

エサはそこらの草を自由に食べますし、

運動も自由にするので牛舎への出し入れといった手間を省くことができます。

酪農家さんはその時間をつかって別の仕事に集中することができる

というメリットになります。

このような効率の良さが、飼育され続けている

理由の一つとも考えられます。

日本短角種の肉質

和牛の中で比較すると、霜降りがそこまで入っているわけではないので、

肉質は劣っていると言われることもあります。

ただ逆に言えば、和牛特有の脂濃さがないので、

赤身の旨味、脂の甘さをそれぞれしっかり感じられる

とも言えます。

山での放牧によって余計な脂がつかないので、

低脂肪でたんぱく質が多く

グルタミン酸などのうまみ成分を豊富に含んだ赤身肉が大きな特徴です。

日本短角種の歴史

もともと、東北地方の北部である

青森、岩手、秋田の一部では、

鉄鉱山の作業や太平洋からの塩の運搬などに

南部牛」という在来種が役用牛として使われていました。

役用牛(えきようぎゅう)とは

肉や牛乳のためではなく、

農作業や荷物の運搬用に飼育されている牛のこと。

明治以前の日本では牛肉を食べていなかったので、

この役用牛が多かったようです。

しかし、明治時代に入り肉用牛の需要が高まったことから、

明治4年(1871年)、アメリカから輸入された

ショートホーン種とデイリー・ショートホーン種を南部牛に交配させる、

品種改良が開始されました。

ちなみに先ほど書かなかった「日本短角種」の由来ですが、

ショート(短い)ホーン(角)種の掛け合わせであるというのが真相です。

外見は関係なかったようですね。

改良開始当初は、北海道、青森、岩手、秋田、山形など

各地で品種改良の方針がバラバラだったようですが、

昭和32年(1957年)に審査標準が統一され、

「日本短角種」として登録されました。

日本短角種の飼育頭数

現在の「日本短角種」の飼育頭数は、

約1万頭前後と言われています。

和牛の中では3番目の飼育頭数ですが、

割合にしてみると1%にも満たないほどです。

近年の霜降り志向の高まりもあり、

国内で飼育される和牛は、

「黒毛和種」が圧倒的割合を占めています。

日本短角種はどこで販売している?

「日本短角種」を購入したい場合、どこで販売しているのでしょうか。

調べてみたところ、ネット通販で販売されています。

「日本短角種」のブランドである、「いわて短角牛」が、

400gあたり3300円で販売されています。

また、東北各県のふるさと納税の返礼品としても、

いただくことができますので、

気になった方はチェックしてみてください。

【いわて短角牛の通販】オススメランキング通販で買うならこのお店

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他のブランドの短角牛

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まとめ

いかがでしたか?

和牛4種類の中でも、恐らく聞きなじみがないであろう

日本短角種」について、

特徴や歴史など様々な面からご紹介しました。

脂は控えめながら、うまみ成分が豊富な赤身が特徴なので、

和牛の脂が苦手という方もチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

ちなみに、他の和牛品種である、

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については、

別の記事でそれぞれ紹介していますので、

気になった方はこの記事と合わせてご参照ください。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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