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北十勝ファームの短角牛の特徴とは?定義や歴史を理解しよう

北十勝ファームの短角牛の特徴

北十勝ファームの短角牛の特徴の1つはうま味のある赤身肉です。

多くの和牛に見られるようなサシは少ないため

脂ではなく肉本来の味を感じることができます。

さらに旨味成分であるアミノ酸が多く

味や風味がよいのです。

また柔らかい肉質も特筆すべき点です。

一般的に肉は脂が少ないと

加熱したときに固くなりがちです。

しかし北十勝ファームの短角牛は

加熱しても豊富な肉汁を保ち柔らかく

子どもからお年寄りまで多くの人が楽しめます。

北十勝ファームの短角牛の産地は何県?

北十勝ファームは

北海道足寄郡足寄町(あしょろぐんあしょろちょう)にあります。

北海道のほぼ中央に位置する大雪国立公園の西側

札幌から車で約4時間50分

人口6.755人(2020年2月末現在)の街です。

年間平均最高気温25℃、平均最低気温-17℃。

草丈が2~3mにもなる

日本一大きな螺湾蕗(らわんぶき)が

自生していることでも知られます。

北十勝ファームの短角牛の定義

北十勝ファームの短角牛はブランド名はありません。

北十勝ファームで生まれる育った日本短角種である

ということが価値があるのです。

北十勝ファームの短角牛の読み方

きたとかちふぁーむのたんかくぎゅうと読みます。

北十勝ファームがあるのは十勝平野の北端の

足寄町(あしょろちょう)です。

足寄よりも十勝のほうが読みやすく

消費者にも伝わりやすいですね。

短角牛は正式には日本短角種といいます。

けれど角が短いわけではありません。

ルーツの1種

ショートホーン種(shorthorn=短い角)

の名前を汲んでいるのです。

確かに短角牛と短縮した方が言いやすく

親しみやすいですね。

北十勝ファームの短角牛の歴史やルーツ

北十勝ファームは1918年

初代が滋賀県から北海道へ

開拓のために移り住み

上田農場として始まりました。

2005年に北十勝ファームとして

日本短角種の繁殖から肥育、出荷をおこなう

一貫生産をスタートさせます。

その後、用地を取得

食肉販売開始と事業を拡大。

そして2013年、肉牛の肥育部門として

上田農場を設立したのです。

現在は足寄(あしょろ)と音別(おんべつ)の

牧場で短角牛を飼育しています。

短角牛こと日本短角種

南部牛とショートホーン種などの

交配で生まれ、1957年に命名されました。

牧草やワラなどの粗飼料でもよく育ち

体も大きくなります。

寒さに強く丈夫な体で

季節によって体毛の色が変わります。

おっぱいの出がよく

子育て上手でもあります。

普段は穏やかな性格ですが

子どものこととなると攻撃的になる面も。

南部牛とは旧南部藩(現在の岩手県中部から北部、青森県東部、秋田県北東部)で

古くから田畑を耕したり、鉱石運搬などの

人の作業のために使われる

使役牛(しえきぎゅう)として

飼われていました。

四肢が短く、体が丈夫なことが特徴です。

ショートホーン種はイギリス原産の牛です。

肉付きはよいのですがやや小型。

ミルクがよく出るように

早く体が大きくなるようにと

品種改良を重ねられてきました。

日本にきたのは1869年

アメリカから輸入したのが始まりです。

北十勝ファームの短角牛の食べ方

北十勝ファームの短角牛の品質は

プロからも折り紙付きです。

レストランでは炭火焼きハンバーグ

一旦熟成し

エイジングビーフのステーキとして

提供されています。

さらにローストビーフコンビーフの缶詰

カレーのレトルトなどの

商品開発もされているので

家でも気軽に北十勝ファームの短角牛を

味わうことができます。

北十勝ファームの短角牛の育て方はどうなっている?

雄大な自然の優しさと厳しさ、
そして人間の英知と努力、
その調和の中にこそ本物の農業、
本物の食、本物のおいしさがある

この理念に基づき

北十勝ファームの短角牛は育てられます。

畜産や酪農では受精や出産に

人間が介入することが多くありますが

短角牛は自然交配で子どもを作ります。

そして放牧主体で育つため足腰が強く

体力があるので人間が介入せず自力出産。

人間はあくまでも側にいて

困ったときに助けるだけです。

例えば北十勝ファームでは

生まれたときにどれだけよい菌を体に取り込めるかが変わる

と考え、母牛のおっぱいの汚れの

拭き取りなどしをています。

生まれてから6ヶ月ごろまで口にするのは

母牛のミルクと離乳食の人工乳です。

その後12ヶ月ごろまでは人工乳にくわえて

飼料用のとうもろこしを乳酸発酵させた

デントコーンサイレージ。

そして地元産の牧草を食べさせます。

さらに22ヶ月ごろまでは

飼料用とうもろこしのデントコーン

甜菜(てんさい)の絞りカスであるビートパルプ

小麦の表皮部分のふすま

傷大豆などを体の大きさに合わせて

配合割合を調整しながら与えます。

そしてたっぷりと放牧し

運動をさせるのです。

そして体重750kg

22~36ヶ月齢になると出荷します。

これらの飼料は99%以上

国産のものを自給

そして牧場の裏手に広がる

ヒグマも住む天然林から

湧き水を引き込み使っています。

もちろん牛たちの過ごす環境にも

こだわらないわけはありません。

牛たちの糞尿の一部を発酵させ堆肥にし

木くずと混ぜて

牛たちの布団である敷料とします。

こうすることで木くずの消費量を

へらすことができるのです。

さらに堆肥を分解する菌のおかげで

土のような匂いに変わり

牛舎は嫌な匂いがしません

また、この堆肥を

近隣の畑作農家に提供し

デントコーンを作ってもらいます。

こうやって地域循環させて

環境負荷を減らし

コスト削減につなげているのです。

北十勝ファームの短角牛の偽物が出回っているって本当?

平成16年から

牛の個体識別のための情報の管理及び伝達に関する特別措置法(牛肉トレーサビリティ法)

が施行されました。

この法律では国産牛肉について

牛の出生からと畜場(食肉処理場)で処理

牛肉に加工され

小売店に並ぶ一連の履歴を

10桁の個体識別番号で管理し

取引データーを記録することが

義務付けられました。

もちろん、北十勝ファームの短角牛も

法律を遵守して

飼育、流通、販売されますので

偽物が入るスキはありません

北十勝ファームの短角牛のおすすめの部位はどこ?

北十勝ファームの短角牛は

部位によってさまざまな

味わいを持っています。

ステーキにはサーロイン

ハンバーグにはカタ

ローストビーフにはソトモモと

料理に合わせて部位を

選んでみてくださいね。

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