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焼き鳥の「レバー」はどこの部位?半ナマや栄養についても詳しく解説

あなたは内臓系の焼き鳥はお好きですか?

内臓肉というと、牛、豚のものを、

焼肉で食べることが多いかと思います。

しかし、実は焼き鳥にも「砂肝」「背肝」「ハツ」など、

様々な内臓肉が食べられており、焼肉に負けず劣らず奥深い世界です。

今回はそんな内臓肉の代表ともいえる部位、

レバー」についてご紹介。

特徴や栄養面などから、

知ってるようで知らない「レバー」のアレコレを紹介します。

興味のある方はぜひお付き合いください。

それでは早速参りましょう!

焼き鳥のレバーはどこの部位?

言わずと知れた内臓肉の代表なので、

ご存じの方も多いかと思います。

ズバリ、肝臓です。

ここで改めて、肝臓について説明します。

肝臓とは

肝臓は、

脊椎動物に備わっている内臓器官の1つです。

人間でいうと、右の肋骨に守られるようにしてついています。

体内でもっとも大きな臓器で、体重の1/50を占めると言われています。

肝臓の体内での働きは、大きく3つあり、

蛋白の合成と栄養の貯蔵、

有害物質の分解、

食物の消化に必要な胆汁の合成と分泌

がそれにあたります。

肝臓は、胃や腸で吸収しやすくした栄養分を、

貯蔵したり血液中に放出したりして、

コントロールしています。

また、血中の老廃物の一部は再び肝臓で再利用されます。

肝臓は、このように栄養分の生産・リサイクルに重要な役割を果たしています。

この肝臓を食材として扱うときに、

「レバー」と呼びます。

生の状態だと紫色のお肉で、

鮮度が良いほど弾力があります。

焼いて食べるとしっとりしており、

濃厚な肝の風味が口いっぱいに広がります。

好きな人にはたまらない味わいなのですが、

魅力の1つである肝の風味がかなり人を選ぶので、

「内臓肉は嫌いじゃないけど、レバーはどうにも苦手…」

という方がいるのも事実です。

その分、「レバー」のおいしさが分かる人は、

通と感じられることが多いと思います。

また、「レバー」の中でも特に、

脂肪を蓄えて白っぽくなったものは「白レバー」と呼ばれ、

めったに出回らない珍味として食されています。

関連記事
焼き鳥の「白レバー」とはどこの部位?レバーとの違いや特徴について

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レバーの由来と意味

普段あまり気にすることはないと思いますが、

「レバー」の由来は何なのでしょうか。

実は、肝臓の英語名またはドイツ名が語源と言われています。

肝臓は英語で「Liver」ドイツ語で「Leber」と言います。

これが訛って「レバー」と呼ばれるようになったようです。

レバーの栄養は?

さて、「レバー」の栄養面はどうでしょうか。

味わい的にやや好き嫌いが分かれる部位ですが、

栄養面で見ると、「栄養の宝庫」と呼ばれるくらい、

万人におすすめしたいスーパーフードなのです。

まず特筆すべきは、なんといっても

鳥肉の中でもっとも多くの鉄を含んだ食材です。

そのため、貧血気味の方や女性には文句なしにおすすめできます。

ハツ」の記事でも説明しましたが、

「レバー」などの動物性食品に含まれる鉄はヘム鉄と呼ばれ、

植物性のものに比べて体内での吸収に優れているため、

積極的に摂取すると良いです。

「レバー」にはその他にも、

眼病予防・粘膜保護に効果的なビタミンAや、

美肌を保つビオチンも豊富に含まれているので、

様々な効果が期待できます。

ただ、ビタミンAに関しては、

過剰摂取すると、逆に不調が出てくるようなので、

食べすぎには気を付けましょう。

焼き鳥のレバーのカロリーはどのくらい?

気になるカロリーはどのくらいでしょうか。

焼き鳥では多くの場合、

塩かタレ味で提供されますので、

それぞれについて紹介します。

焼き鳥レバー(塩)のカロリー

まず、塩味の場合のカロリーです。

100gあたり111kcal です。

実はこのカロリーは、牛、豚と比べて最も低い値です。

なので、焼き鳥のレバーは、ダイエット食材としてもおすすめです。

ただ、塩味の場合、塩分がプラスになるので、

高血圧の方は、塩のかけすぎに気を付けてください。

焼き鳥レバー(タレ)のカロリー

続いて、タレ味の場合のカロリーです。

100gあたり130kcal です。

やはりタレのカロリーが加わる分、

塩味の場合よりやや高くなります。

ただ、タレのカロリーはお店によって

若干違いがあるので、

目安程度に考えてください。

焼き鳥のレバーが半ナマだったけど大丈夫?

焼き鳥屋さんでは少ないと思いますが、

食べ放題の店などで、

頼んだレバーが半ナマだったという経験はないですか?

鳥レバーは半ナマでも大丈夫なのでしょうか。

結論、危険です。

なぜなら鳥肉には、多くの場合カンピロバクターという細菌が潜んでいるからです。

このカンピロバクターが体内に入ると、食中毒を引き起こす原因になります。

少ない菌数でも発症するので、肉が新鮮かどうかなどは関係ありません

このような細菌を減らすには十分に加熱するしかないのです。

基本的に生焼けの肉を食べて絶対大丈夫ということはないので、

もし生焼けのレバーが出てきたら、

お店の人に伝えて焼き直してもらうか、手を付けない方が良いでしょう。

また、レバーに限った話ではないですが、

牛、豚、鳥などの肉を食べるときは、

半ナマはもちろん、生食も絶対にやめましょう

部位を問わず

お肉を食べるときは十分に加熱を

半ナマについては豚レバーの記事でも言及しています。

関連記事
豚レバーの部位はどこ?生食や半ナマで食べちゃったけど大丈夫?

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妊娠中にレバーは食べない方がいい?

前述のように、栄養満点のレバーなのですが、

妊娠中の過剰摂取は控えた方が良いです。

それはレバーに豊富に含まれるビタミンAが、

胎児に影響を与えると言われているからです。

取りすぎない分には大丈夫とのことですが、

我慢できるのであれば食べない方が安心ですね。

焼き鳥のレバーの先端にハツがついている理由

肝臓の説明のところで述べたとおり、

肝臓は、心臓、胃、腸と繋がっており、

血液や酸素、養分をやり取りしています。

ここでは、肝臓と心臓の繋がりを見ていきましょう。

位置的には、心臓は肝臓の少し上部にあります。

肝臓には3本の大きな血管が通っていますが、

そのうちの肝動脈と呼ばれる血管から、

血液が肝臓に入ってきます。

そして肝臓に酸素と養分を供給した血液は、

肝静脈→下大静脈

を通って心臓に送られていきます。

このように重要なつながりがあることから、

肝臓と心臓はかなり近い位置にあります。

鳥の場合も、生の状態で見ると分かりやすいのですが、

レバーの先端にハツがついているような形になっています。

よくレバーと一緒にハツが煮つけにされるのは、

このためです。

レバーの値段はいくらくらい?

さて、鳥のレバーは、

いくらくらいで購入できるのでしょうか。

ネット通販サイトで調べてみました。

調べたところ、1kgあたり1500円前後で販売されています。

やはり内臓系の中では人気の高い部位なので、

鳥肉とは言え良いお値段です。

ただ、これはかなり上等な鳥のレバーのお値段ですので、

ブランドなどにこだわらなければ、

もう少し手ごろなお値段でお値段でお求めいただけます。

目安として参考にしてください。

レバーの血抜きは必要?

内臓系のお肉を調理するときに必要となる下処理ですが、

レバーの場合はどうでしょうか。

基本的に血抜きはした方が、

臭みが抜けて調理法の幅は広がります。

ただ、好みにもなりますが、

あの血の風味も含めてレバーの味わいとも考えられます。

焼き鳥の場合は臭みがない方がいいですが、

ニンニク・生姜などと煮つけにする場合は、

血抜きをするとレバーの味わいが薄まったように感じられることもあります。

もし、レバーの味わいが足りないと感じたら、

勇気をもって血抜きなしでの調理も試してみてはいかがでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

内臓肉の代名詞ともいえる「レバー」について、

特徴や栄養など様々な側面からご紹介しました。

好き嫌いが分かれる部位ではありますが、

栄養満点の食材ですので、

食わず嫌いの方はぜひチャレンジしてみてください。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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