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焼き鳥の「ハツ(こころ)」はどこの部位?栄養素やカロリーもご紹介

あなたは内臓系の焼き鳥はお好きですか?

焼き鳥の定番と言えば、

やはり「もも」や「ムネ」のような正肉が真っ先に浮かびます。

そのため内臓肉というと、焼肉のイメージが強いかもしれません。

しかし、焼き鳥でも多くの内臓肉が食べられており、

焼肉に負けないような魅力とおいしさを秘めています。

今回は、そんな内臓系の焼き鳥の中で、

トップクラスの人気を誇る部位

ハツ」についてご紹介。

改めて「ハツ」とはどんな部位なのか、

カロリーやレシピなど色々調べてみたので、

興味がある方はぜひお付き合いください。

それでは早速参りましょう!

焼き鳥の「ハツ」とは?どこの部位?

焼き鳥屋でもおなじみの「ハツ」ですが、どこの部位なのでしょうか。

ズバリ、心臓です。

なので、焼き鳥の「ハツ」は鳥の心臓ということになります。

色は赤黒く、深い紫色をしており、

色が似ているので「レバー」と混同されることもありますが、

「レバー」は肝臓、「ハツ」は心臓で別物です。

焼き鳥では半分に切って串に刺されていることが多いですが、

そのままだとピストルの弾丸のような形をしています。

食感も、「レバー」に比べて程よい弾力があり、

コリッとした食感が最大の魅力です。

一方で「レバー」のような内臓独特のクセもほとんど感じられないことから、

内臓肉の中でもとても食べやすい部位として人気があります。

ちなみに、焼き鳥だけでなく、

焼肉の食材としても「ハツ」はとても人気があり、

牛、豚ともによく食べられています。

「ハツ」と「こころ」の違い

もしかしたら、

近くの焼き鳥屋さんに「ハツ」はないけど、

「こころ」というメニューがある

という方もおられるかもしれません。

実はこの「ハツ」と「こころ」は、

どちらも同じく「心臓」を意味しています。

心臓には、「ハツ」の他に、

「ハート」「こころ」といった呼び方があり、

お店によって表記が違うことがあります。

知っていれば当たり前のことなのですが、

知らないと分からないことなので、

ぜひ覚えておきましょう。

ちなみに「ハツ」の由来については諸説ありますが、

英語で「心臓」を意味する「Hearts」 が訛ったものという説が有力なようです。

「ハツ」の栄養素

ここまで、「ハツ」の特徴についてみてきました。

気になる栄養面はどうでしょう。

「ハツ」で特筆すべきは、

鉄を豊富に含んでいることです。

(100g あたり5.1 mg)

鉄について、体内での働きについてまとめておきます。

鉄とは

体内に3~4g程度存在しており、

主に赤血球をつくるために必要な成分です。

摂取した鉄のうち、

約70%は血液中の赤血球をつくるヘモグロビンの成分に、

約30%は肝臓中に蓄えられています。

血液をつくる元になる成分なので、

鉄が不足すると貧血を起こしやすくなります

貧血になると、酸素を体内に十分に運べなくなるので、

頭痛を起こしたり、疲れやすくなったりします。

特に女性は、男性に比べて生理や出産などで鉄が失われる機会が多い分、

不足しがちになる成分なので、意識して摂取する必要があります。

また、食材に含まれる鉄には、

ハツや魚など動物性食品に含まれるヘム鉄と、

野菜・海藻・大豆など植物性食品に含まれる非ヘム鉄の2種類があります。

私たちが食品から摂取する割合としては非ヘム鉄が圧倒的に多いのですが、

ヘム鉄の方が体内での吸収性がはるかに優れていることから、

鉄を効率的に摂取したい方には、ハツはおすすめの食材です。

続いて、カロリーについてです。

焼き鳥の「ハツ」はほとんどの場合、塩かタレで提供されますので、

それぞれについてご紹介します。

ハツ(塩)カロリー

まず、塩味の場合、

100gあたり約207kcal です。

手羽先などと同程度のカロリーであり、

塩味の割には、鳥肉の中で比較的高カロリーな部位になります。

また、塩分がプラスになるので、

高血圧の方は味付け、食べすぎにご注意ください。

ハツ(タレ)カロリー

続いて、タレ味の場合、

100gあたり約226kcal です。

やはりタレのカロリーが加わる分、

塩味に比べてやや高めになっています。

ただ、お店によってタレの配合が違いますので、

カロリーもお店によって多少前後します。

「ハツ」は3種類ある?

ここまで「ハツ」について紹介してきました。

実は一口に「ハツ」と言ってもさらに3種類に細分化されます。

・ハツ元

・ハツ紐

・丸ハツ

です。

それぞれについて簡単に説明します。

ハツ元

ハツ元は心臓の根元の、血管が繋がっている部分を指します。

ハツと名がついていますが、食感・味は別物です。

ハツ元の他にカン、つなぎ、赤ひもと呼ばれることもあります。

ハツ紐

ハツ紐は、心臓と肝臓を繋ぐ部分のことです。

脂が多くジューシーな食感が楽しめます。

丸ハツ

丸ハツは、心臓の内膜を裏返し、

そのまま丸々串にしたものです。

ハツよりもジューシーで柔らかな味わいです。

「ハツ」はいくらで買える?

ハツはいくらで購入できるのでしょうか。

かなりメジャーな部位なので、

近所のスーパーで取り扱っているところもあるかもしれませんが、

ネット通販での相場を調べてみました。

調べたところ、

1 kgあたり1000円前後でやり取りされています。

牛や豚に比べ、かなりリーズナブルですね。

栄養で見てもそれほど大差はないので、

鳥「ハツ」が経済的にはよさそうです。

「ハツ」を使ったレシピ

最後に、「ハツ」を使ったレシピをご紹介します。

ハツの煮つけ

材料

ハツ 20個くらい

生姜 1/2個

ザラメ 大さじ1

酒 大さじ1

醤油 大さじ2

みりん 大さじ2

step
1
ハツは流水で洗って臭みを取った後、水気をふき取る

step
2
生姜を細切りにする

step
3
材料を全て鍋に入れ、中火で加熱する

step
4
沸騰したら落し蓋をして10分煮る

step
5
皿に盛りつけて完成

甘辛いしっかりした味付けで、

ビールのお供にぴったりです。

ハツの食感を楽しんでください。

ハツときのこのアヒージョ

材料

ハツ 10個程度

オリーブオイル 適量

ニンニク 1かけ

玉ねぎ 1/8個

アンチョビペースト 小さじ1/2

しめじ 1/2個

step
1
ハツは臭みを取り、ニンニク・玉ねぎはみじん切りにする

step
2
フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れ、弱火で加熱する

step
3
香りが立ってきたら、玉ねぎ・ハツ・アンチョビペーストを入れて煮込む

step
4
ハツに火が通ったら、しめじを入れてさらに煮込む

step
5
しめじに火が通ったら完成

こちらも濃い目の味付けでお酒に合います。

ちなみに、アヒージョ(ajillo)」とは、

スペイン語で「刻んだニンニク」という意味らしいです。

まとめ

いかがでしたか?

内臓系の焼き鳥の中では比較的メジャーな部位、

「ハツ」についてご紹介しました。

摂取しにくい鉄を豊富に含んでおり、

とても食べやすい部位なので、

内臓肉が初めての方にもおすすめのお肉です。

奥深い内臓肉の世界の入口として、

未体験の方はチャレンジされてみてはいかがでしょうか。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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