焼き鳥部位一覧

焼鳥の砂肝とはどこの部位?カロリーや特徴も解説

今も昔も変わらない酒のお供といえば、焼き鳥ですよね。

数ある焼き鳥の中で、

もも、皮、心臓といった部位と並んで人気が高いのが砂肝です。

あのコリコリした独特の食感は一度食べたらヤミツキになりますよね。

というわけで今回は焼鳥の定番

「砂肝」についてご紹介します。

意外と知らない砂肝について色々解説するので、

興味のある方はお付き合いください。

砂肝はどこの部位?

ズバリ、砂肝は鳥類などにみられる砂嚢(さのう)という器官です。

歯を持たない鳥類は飲み込んだ食物を、

この砂嚢ですりつぶしてから少しずつ胃に送ることで消化しています。

ニワトリなどは、あらかじめ飲み込んだ砂や石をこの砂嚢に蓄えており、

言うなれば砂を歯の代わりにして食事しているのです。

この砂肝は以前紹介した「背肝」と違い、

牛や豚からは取れない、鳥独特の部位です。

ちなみに、鳥類の他にもワニのアリゲーターなどにもこの砂嚢が備わっているそうです。

ワニは歯で細かくして消化できそうな気がしますが…不思議ですね。

私たちが焼鳥屋で食べる砂肝は、ニワトリの砂嚢から中身の砂を取り除いたものなのです。

砂肝の特徴は?

食べた経験がある方なら分かると思いますが、

砂肝自体にはほとんど味がありません

そのため、多くの焼き鳥屋では塩をかけて提供されます。

味がない分クセもなく、

鉄分摂りたいけどレバーの臭みが苦手という方でも気にせず食べられます。

味よりは食感を楽しむという部位ですね。

砂肝の栄養は?

砂肝の嬉しいところは、

焼鳥の中でトップクラスの低カロリー低脂質部位であるということ。

例えばカロリーは、100g当たり約94kcalです。

焼き鳥のももが約197kcal、心臓(ハツ)が約207kcalなので、

だいたい半分のカロリーしかありません。

一方でタンパク質をこれらのお肉よりも豊富に含んでおり(100g当たり約18.3 g)

貧血予防になるとされるビタミンB12などの栄養も多いので、

貧血気味の方にオススメです。

硬い部位で噛む回数も多くなるので少しの量でも満足感があり、

ダイエット中の方にも向いているでしょう。

砂肝の由来

先述のように砂が入っている臓器なので砂肝です。

ここでの‘肝’とは肝臓のことではなく、

内臓とか臓器という意味なんですね。

筆者はてっきり、

砂が混じっているような食感だから

と思っていましたが、違ったようです。

勉強になりました。

別名で「砂袋」「筋胃」と言ったり、

地域によっては「砂ずり」だったり単に「ずり」と呼ぶこともあるそうです。

砂肝の食感について

砂肝といえばあのコリコリの食感が最大の魅力ですよね。

内臓系には珍しいあんな食感になるのはどうしてなのでしょうか。

砂肝は中で砂を使って食べ物をすりつぶす役割の器官なので、

消化している間は砂と食物のこすれ合いが生じています。

食物を食べていないときでも、中の砂同士によるこすれ合いはあるので、

それに耐えうるだけの度が必要な部位です。

必要となる強度を出すために、脂肪がほとんどない高タンパクの組成となったことで、

あの独特な食感が生まれたようです。

あのおいしさは、歯を使わずに食べ物を消化できるようにしたニワトリの進化の賜物なんですね。

まとめ

いかがでしたか?

人気なのに意外と知られていない

「砂肝」について紹介しました。

ともかくクセがなく、食感が魅力的な部位なので、

内臓だから、と敬遠している方は、

ぜひ1度チャレンジしてみてください。

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