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焼き鳥のちょうちんはどこの部位?気持ち悪い?カロリーや由来を解説

焼き鳥のちょうちんっ知ってますか?

ほかの焼き鳥とは一線を画す見た目が特徴的です。

そんな、焼き鳥屋さんで見かけることの多いちょうちんですが

「一体どこの部位だろう?」

「ちょうちんって栄養あるの?」

「カロリーはどのくらいなのかな?」

ここではそんな疑問にお答えします。

焼き鳥のちょうちんとは?

そもそも焼き鳥のちょうちんとはどんなものなのか

どんな特徴があるのかということをお話します。

ちょうちんは実は2種類の部位からなっています。

それはきんかんひもです。

きんかんひもを一緒に串に刺したものがちょうちんと呼ばれています。

1羽から串1本分しか取れない希少部位であり、流通量も多くはありません。

よく食べる地域ではスーパーで見かけることもあるようですが

多くの場合、食べるとしたら鶏肉専門店焼き鳥屋さんでしょう。

きんかんの部分の外側はしっかりしていて、箸でつついたくらいでは破けません。

口に含み噛むとクリーミーで濃厚な液体があふれでます。

ひもの部分は淡白な味わいながらコリコリとしたしっかりとした歯ごたえが魅力です。

焼き鳥のちょうちんはどこの部位?

ちょうちんきんかんひもが一緒になったものだとお話しました。

それぞれがどこの部位なのか、ということを説明します。

きんかんの部位

きんかんは鶏の子宮に入る前の未成熟卵で、卵の殻が形成される前の卵です。

見た目も卵黄に似ていて、味わいも似ていますがより濃厚なのが特徴です。

ひもの部位

ひもは未成熟卵が産卵されるまでに通る輸卵管(ゆらんかん)のことです。

お店によっては子宮も一緒に提供することもあります。

未成熟卵が通って子宮に行くことから、みちと呼ばれることもあります。

ちょうちんの由来と意味

焼き鳥の名前は見た目や部位に由来とすることが多くあります。

そしてこのちょうちんもその部類に入ります。

卵黄であるきんかんを下にして持ち上げたときの見た目が

紐に吊るされた「提灯」のように見えることから

ちょうちんと呼ばれるようになった、という説が有力です。

ちょうちんの食べ方

状態がよく、焼き方もよいきんかんは噛むとクリーミーで濃厚な液体があふれます。

おいしさを逃さないためにも、洋服を汚さないためにも

ここは一口で食べることをオススメします。

独特の食感のひもと濃厚なきんかんの味わいが1度に楽しめ、いっそうおいしく感じます。

食べ方で味わいや印象も変わりますので、1度は是非、この食べ方を試してみてください!

ちょうちんの栄養素は?

卵黄のような見た目のきんかん、ホルモンのようなひもに含まれる

栄養素について見ていきましょう。

ちょうちんの大部分を占めるきんかんは、卵の殻が形成される前の卵なので、

卵黄と栄養素はほぼ同じです。

ひもの部分はタンパク質やビタミン、ミネラルが含まれていますが

1回に食べる量が少なく体への貢献度はあまり期待できません。

栄養面で考えるとちょうちんのメインはきんかんということになりますね。

きんかんは卵黄とほぼ同じ栄養素が含まれているとお話ししましたが

改めて卵黄の栄養素をみていきましょう。

卵は栄養価が高いとして、風邪のときなどにも重用されますが

卵黄の注目したい栄養素は2つあります。

・アミノ酸

・ビタミンB群

です。

順番に見ていきます。

アミノ酸はタンパク質を構成する栄養素で、20種類あります。

そのうち9種類は体内では合成できず、食事から必要量を摂らなければいけません。

これを必須アミノ酸といいます。

その他の体内で合成できるものを非必須アミノ酸と呼び区別しています。

卵黄にはこの必須アミノ酸すべてがバランスよく含まれているのです。

私たちの体はすべてタンパク質から構成されています。

筋肉はもちろん、内臓、脳、血液、免疫細胞、すべてです。

これらの細胞は毎日生まれ変わりますので、毎日タンパク質を供給する必要があります。

代表的なタンパク質供給源である肉や魚と比べて消化にもよいので

風邪などの体力が落ちているときに勧められている理由です。

ビタミンB群とはビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン

パントテン酸、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸の総称です。

ビタミンB郡は脂質や糖質のエネルギー代謝に欠かせない栄養素です。

つまり食べたものをエネルギーとして体で使えるようにし

脂肪として貯めないようにする働きがあるのです。

ビタミンB群をしっかり摂っていればエネルギッシュに活動ができます。

反対に摂取量が不十分であれば、エネルギー不足になり、疲れやすいだけでなく

風邪をひきやすい、口内炎ができやすいなどの感染症の症状も出やすくなります。

なので、ちょうちんは栄養価が高い焼き鳥だと言えますね。

ちょうちんのカロリーってどのくらい

きんかんは、卵殻が形成される前の卵なので、卵黄とほぼ同じカロリーがあります。

ひもの部分は重量が少ないため、カロリーの考慮は不要でしょう。

そこで、きんかんのカロリーを中心に見ていきましょう。

一串116kcal

タンパク質5g(20kcal)

脂質10g(90kcal)

糖質0.03g(0.1kcal)

カロリーを持っている栄養素はタンパク質、脂質、糖質の3つだけです。

きんかん一串分のカロリーの内訳を見てみると

タンパク質由来のカロリーもあるもののほとんどが脂質由来のカロリーといえます。

糖質はほとんど含まれてきません。

ちょうちんは栄養価が高く、優れた料理ではありますが

カロリーの観点から見ると食べ過ぎには注意が必要です。

ほかの料理と組み合わせて食べるのがよさそうですね。

ちょうちん(塩)カロリー

ちょうちん(塩)一串 約116kcal

※参考 モモ(塩)一串約102kcal

ちょうちん(タレ)カロリー

ちょうちん(タレ)一串約122kcal

※参考モモ(タレ)一串約108kcal

焼き鳥のちょうちんって見た目が気持ち悪い?

ちょうちんは、鶏の卵巣部分や輸卵管が一緒になったひもに

卵殻が形成される前の未成熟卵であるきんかんが付いています。

確かに字面を追うだけでも何だか気持ち悪そうだと感じてしまいますね。

さらに実物を見ると

ほかの焼き鳥とは一線を画すパンチのあるフォルムと写ることでしょう。

しかし濃厚でトロリとしたきんかんと、コリコリっとしたひもを一緒に味わえる。

これは他のものでは味わえないおいしさです。

欧米の人たちはタコは見た目が気持ち悪いといって食べないそうですが

タコを常食している私たち日本人からするともったいない話です。

ちょうちんも始めの抵抗感を超えて、1回食べてみればそのおいしさを知ることができ

見た目もおいしさの一部と印象が変わるのではないでしょうか。

ちょうちんの値段はいくらくらい?

さて、ここまでちょうちんのあれこれについてお話してきました。

もし興味を持って食べてみようか·····と考えたときの参考に

ここではちょうちんの値段についてお話します。

スーパーなどでは手に入りづらいちょうちんですが

通販でしたら比較的簡単に手に入ります。

ネットの通販サイトと調べてみると2kgで1300円前後のものが多いようです。

焼き鳥屋では一串300~500円

5000円のコースの一品として提供されるというのも見かけます。

やはり自宅で調理する方が圧倒的にコストパフォーマンスはよくなります。

第5回B-1グランプリのゴールドグランプリにも選ばれた「甲府鳥もつ煮」のように

煮て食べるのであれば、串に刺すなどした処理なしに調理できます。

焼き鳥にしたい、というのであれば串に刺してあるものも販売されていて

用途に合わせて選べます。

ちなみに鶏のもも肉は2kgで2500円くらいします。

希少価値の高いちょうちんですが、価格は意外とリーズナブルです。

まとめ

これまで焼き鳥のちょうちんの部位や由来や意味、栄養素、カロリー

値段についてお話してきました。

見た目で食わず嫌いをしていると

この世の楽しみの1つを知らずに過ごしてしまうことになるくらい

ほかにはない味わいと魅力を持ったちょうちん。

希少部位なのでどこの焼き鳥屋にもあるわけではありません。

もし、メニューにちょうちんをみかけたら1度試してみてくださいね。

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