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テール肉とはどんなお肉?どこにある部位なの?牛・豚・鳥3種類解説

あなたはテールというお肉を知っていますか?

テールスープという料理名で、韓国料理屋や焼肉屋さんで

見たこと食べたことある方も多いかもしれません。

また、牛タン屋さんでは定食を注文すると

汁ものとしてテールスープが出てくる場合が多いですね。

色は基本的に白く濁っているか透明です。

コラーゲンたっぷり、お肉の旨味がきいたスープは絶品です。

今回はそんなスープで知られていることが多いテール肉について

牛と豚の部位の特徴、鶏肉にテール肉はあるのか、

栄養素や食べ方、購入方法などについて詳しく見ていきましょう。

牛のテール肉とは? どこにある部位?

その名の通り、牛のしっぽ(尾)の部分を指します。

テールの他、「シッポ」「ヒップ」と呼ばれることもあります。

また韓国語では「コリ」と呼ばれているそうです。

牛の大きさにもよりますが、一頭の牛から長さ50~60cmのテールがとれます。

重さにして1.5kg~2kgほどです。

お尻の付け根部分が太く、先に進むにつれて細くなっていきます。

しっぽの真ん中には骨があります。

関節ごとにだと簡単に切れますが、焼肉用など、薄くスライスするには

電動のこぎりなどの専用の機械が必要です。

牛のテール肉の特徴とは?

食感に関して、牛肉の部位の中でも非常に硬い部位です。

また、濃厚でコクのある味わいです。

長時間煮込むことで柔らかくなり、旨味も増していきます。

豚のテール肉とは? どこにある部位?

牛と同じく、豚のしっぽ(尾)の部分を指します。

「豚尾(とんび)」と呼ばれることもあります。

大きい豚で長さ10cmほど、小さい豚で長さ7cmほどのテールがとれます。

豚テールは牛テールに比べると、日本ではあまり市場に出回っていません

知名度の低い部位と言えるでしょう。

しかし、中国や東南アジア、欧米では精肉店などで一般的に販売されています。

豚のテールが「巻き尾」となっている理由

豚のしっぽと言えば「くるんっ」と可愛らしく丸まっていますよね。

イラストでもそのように描かれることが多く、特徴的な部分です。

これは「巻き尾」といいます。

家畜として飼育される中で筋力が低下してしまい、くるりと巻いてしまうのです。

豚のテール肉の特徴

こちらも牛テールと同じく歯ごたえのある部位です。

長い時間煮込むことでスープに溶け込んだ脂肪分や

ゼラチン質の旨味を味わうことが出来ます。

鳥のテール肉はないの?

さて、ここまで牛と豚のテール肉について解説しました。

ここで、鶏肉にもテール肉はあるのかをみていきましょう。

牛や豚のように尻尾と考えると「あっただろうか?」と思う方もいるかもしれません。

ニワトリを思い浮かべてみると、お尻の部分から上に向かって羽の生えた部分があります。

その尾羽のところに尻尾があるのです。

しかし、鶏肉の場合は「テール」ではなく「ぼんじり」「ぽんじり」と呼ばれています。

この名前は聞いたことのある、食べたことのある方も多いでしょう。

焼き鳥屋さんでよく見るメニューですね。

尻尾の骨の根本についているお肉が鳥のテール肉となります。

このお肉が三角形の形をしているので「さんかく」とも呼ばれることがあります。

脂がのっていて「鶏肉の大トロ」と表現されることも。

少し歯ごたえはありますが、

噛むほどにジューシーな脂がしみだしてくる、脂ぽい部位です。

お肉の脂が好きな人にはオススメです。

テール肉の栄養素はどのくらい?

旨味をたくさん感じられるテール肉ですが、栄養素はどうなっているのでしょうか?

ここでは牛のテールについて栄養素を詳しく見ていきたいと思います。

牛テール肉の三大栄養素はそれぞれ100g換算で、

・タンパク質が11.6g

・脂質が47.1g

・炭水化物が0g

となっています。テール肉は脂質が高いのが特徴です。

その脂質は牛バラ肉よりも高くなっています。

タンパク質は数値で見ると少ないのですが、

・体の水分を保ち、乾燥を防ぐコラーゲン

・コラーゲンをつなぎ合わせて、お肌の弾力やハリを保つエラスチン

などの肉基質タンパクと呼ばれる成分の割合が高くなっています。

ビタミン・ミネラルの成分は、

・健康な血液を作る働きがあるビタミンB12

・粘膜や皮膚を健やかに保つ働きがある亜鉛

が多く含まれています。

テール肉の食べ方

上でも述べたように、牛、豚ともに歯ごたえのある固い部位となります。

しかし、長時間煮込むことによってコラーゲンがゼラチン化して柔らかくなります。

また旨味も出てきますので、煮込み料理がダントツでおすすめです。

冒頭でお伝えしたテールスープはもちろん、

シチューカレーポトフ甘辛煮トマト煮オイスターソース煮赤ワイン煮などなど、

色々な料理で楽しむことができます。

また、下茹でしたテール肉を軽く炙り、塩コショウや焼肉のタレなどつけて

焼き料理として食べることも出来ます。

テール肉はスーパーで入手できる?

上で紹介したように、色々な煮込み料理や、時には焼き料理としても楽しめるテール肉。

家で料理を楽しむ際はどこで購入すれば良いのでしょうか。

残念ながらスーパーでテール肉を見かけることはほとんどありません。

筆者自身もスーパーで販売されているのを今まで見たことがありません。

テール肉は街のお肉屋さんや、ホルモン屋さん卸売市場などで購入できます。

店頭に並んでいない場合も事前注文することで

用意してもらえることもあるそうです。

とはいえ近所にお肉屋さんが無かったり、事前注文が面倒だったり、

という方もいますよね。

そんな時はネット通販で購入することも出来ます。

では、どのくらいの値段でテール肉は販売されいているのか?

テール肉の相場なども調べてみました。

牛と豚のテール肉は通販でいくらくらい?

まず牛テールの値段を見ていきます。

国産の牛テール500gで1079円~1380円ほどで購入出来ます。

また和牛のテールだと500gで1760円ほどです。

他にもブランド牛のテール、グラム数の多い商品などたくさんの品揃えがあります。

対して国産の豚テールは500gで値段は324円~365円でした。

牛に比べるとかなりお安いですね。

品種や産地にこだわりたいなら牛テールを、

お値打ちのテール肉を購入したいなら豚がおすすめです。

まとめ

今回は牛と豚のテール肉の部位や特徴、栄養素や食べ方、購入方法

そして鶏のぼんじりについて解説しました。

尻尾の部位であるテール肉は煮込み料理にすることで

柔らかく旨味も充分に引き出される食材です。

色々な味付けの煮込み料理で楽しむことが出来ます。

しかし実店舗での購入は地域差や仕入れのタイミングに左右されます。

場合によってはネット通販を利用するなどしてみてください。

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