肉の部位一覧

豚の肩肉はどこの部位?どんな特徴があるの?牛と豚の肥育経験者がお答えします。

豚肉の肩肉はどこの部位にあるのか?

そもそも肩と聞くと肩ロースを思い浮かべる人も多いでしょう。

でも実は肩と肩ロースは隣り合っていますが異なる部位です。

ここでは分かってそうで知らない豚肉の肩について

養豚経験者がお伝えしていきます。

※当時の写真です!

養豚経験者だから知っている豚の豆知識も所々に挟んでいるので

楽しく読んでもらえれば嬉しいと思います。

それでは早速、豚肉の肩について見ていきましょう。

豚肉の肩肉ってどこにある部位?どんな特徴がある?

前足の付け根から首にかけての部分を豚肩と呼びます。

前足は含みませんので胴体のお肉です。

胴体も上と下で分かれていて

上の方にあるお肉が肩ロースで

下の方にあるお肉が肩というようになります。

なので、肩と肩ロースは似ていますが部位が全く違います。

そして、イラストからも分かりますが

豚の肩肉は重い体重を支えたり、歩いたり

する部位なので筋肉がとても発達しています。

運動しない部位=柔らかいお肉

運動する部位=筋肉質で硬いお肉

となります。

豚肩はよく使う部位なので筋が多く固いお肉という特徴があります。

筋肉質で脂肪分の量は少ないですが赤身と

混ざりあっているので旨味の多い部位になります。

豚さんの豆知識

豚舎からは色んな声が聞こえます!

誰かいるのかと思ってしまう程の大きい声です。

その声の原因は遊ぶのが大好きな子豚達が、寝ている子豚の耳をかじったり

お互いのしっぽをかじり合ったりして遊んでいる声です。

寝ている子豚はびっくりして「ゲッ!」「アッ!」「ゴッホ!」「ブヒッ!」

と人間のような声を出すので人間が居るのかと間違えてしまいます。

子豚のしぐさには愛嬌があり子育て(子豚育て)は大変ですが癒されます。

肩肉のカロリー!肩肉って高カロリーなの?

肩肉のカロリーについては2種類に分けて書きます。

なぜなら、脂身の多さでカロリーが大きく違うので

「赤身が多い場合」「脂肪も適度に混ざっている場合」で分けました。

ココがポイント

ほとんど赤身の部位の場合

約125Kcal(100g当たり)

脂肪も適度に混ざっている場合

約216Kcal(100g当たり)

となります。

脂肪分のあるなしで約90Kcalの違いがあります。

一口に肩肉といってもカロリーは脂分の量などで様々です。

また、糖質は共に0.2gですので、糖質制限をしている方にはオススメです。

糖質に関して言えば、豚ロース肉がちょっと高い(0.3g)で他の部位は

0.2gなのでほとんど糖質に差はありません。

豚肩の栄養は何が豊富?

豚肉全体ではビタミンB1が多く含まれています。

糖質を分解するのに欠かせない要素ですので食べ過ぎない限り

体に良い栄養素だと言えます。

豚肉は脂っこいと思っている方は、最初に食べた豚肉の脂肪分が

特に多いものを食べた事が原因かもしれません。

脂っぽい部分を油で調理すると更にそう感じる事もあります。

ですので、脂身が多そうだったら油を敷かないようにしましょう。

豚さんの豆知識

豚さんって外を走り回るのが大好きなんです。

特に土の上を走ったり鼻っぱしで土を掘り起こしたり子豚はみんな大喜びです。

お母さん豚も毎日散歩へ連れていきます。

足腰が弱ると妊娠中(出産間際)の重い体を支えれなくなりますので

鍛えてあげる必要があるのです。

お母さん豚はあまり走ったりはしませんが土を掘って体中に土を塗りたくるのは大好きです。

小規模だからこそできた飼い方です。

大規模養豚の場合、生まれてから出荷するまで

鉄のスケールに入れられたままですから。

1頭1頭を豚舎外に連れ出すなんてことはありません。

時間的に難しいのと、今は豚コレラが流行していますので

外で遊ばせるということは論外だと言われています。

その結果、母豚の体力は落ち、3年~4年程度しか生きられません。

私はそういう飼い方をしたくなかったのです。

豚が楽しくのびのび生きれるような環境を与えたかったのです。

豚の肩肉に合った料理はどんなのがある?

前述のとおり豚肩肉は固いお肉ですので長い時間煮込む料理に向いています。

代表的なのはシチューでしょうか?その他にも赤ワインでコツコツ煮込んだり、

薄切りスライスを使って竜田揚げなどのレシピもあります。

豚肉にはご飯がすすむお料理が多いように感じるのは私だけでしょうか。

豚肩肉の切り落としを使って大根と煮込んだり、豚汁にしたりすることもできます。

赤ワインで煮込む理由として次の様な事が考えられます。

・肉の臭みを取る

・肉を柔らかくする

・お料理にコクと旨味を出す

・保存しやすくなる

赤ワインのタンニンが作用するので柔らかいお肉になります。

それが白ワインでは出来ないので、お肉を柔らかくする時は赤ワインを使いましょう。

トマトや玉ねぎニンニク等と一緒に煮込んでみたら

とてもまろやかな味になり美味しいです。

豚肩肉のブロックを買った時には是非試してみて欲しいメニューですね。

個人的には、1cm角位に切ってしょうゆベースで玉ねぎと煮込んで

ご飯にかけて丼として食べるのもオススメです。

豚肉を使った料理を色々と試しましたが、

どの料理もハズレはなく豚肉はすごいなと感じました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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